子どもが「一発で」言うことを聞いてくれる、「快く」動いてくれる、みーちゃん流マル秘テク(後編)

こんにちは! みーちゃんです!

 

今回は、前回のブログの予告のとおり、

子どもが言われたことに、快さと主体性をもって取り組む」を

叶えるための5つのポイントのうち、

残りの3つのポイントについて、

解説していきます!

 

 

③やってほしいことは、「具体的に」伝える

 

私たちは、ついつい、

「抽象的」な表現や物言いを使ってしまいます。

 

「抽象的」な表現や物言いとは、

「キレイに」「ていねいに」「ちゃんと」「しっかり」など、

形が決まっておらず、人によって定義が違う言葉です。

 

言う側は一見便利かもしれないけど、

実はコレ、言う側も言われる側もとーーーっても不便なんです!

 

たとえば、前回の記事でも出しているシチュエーションでいうと、

お子さんが片づけたリビングの状態に不満のある

ママさんの

ちゃんと棚とかボックスにキレイに入れてよ!」という言葉

 

ママさんの

「ちゃんと棚とかボックスにキレイに入れる」は、

棚とかボックスの中も整理整頓して、どこに何があるかわかる状態」です。

 

でも、お子さんには、残念ながら、それが伝わっていません。

 

お子さんは、「リビングを片づけて!」とママさんに言われたから、

「お子さんなりの」リビングを片づける解釈で、リビングを片づけ、

その結果、マンガやおもちゃをただ棚やボックスに入れたのです

 

そこに、ママさんが思っている

「キレイに入っている」は含まれていないし、考えられてもいません。

 

これは、お子さんとママさんの解釈がバラバラで、一致していない証拠

 

ママさんの指示が「抽象的」すぎて、

お子さんに上手く、ママさんのお願いや気持ちが届いていないのです。

 

だからこそ、頼んだ側も仕上がりに不満が出てきて怒ってしまって、

不満を言われた方も「責められている」「否定されている」と感じて、

ケンカになってしまうのです。

 

これを解消するために、

具体的にどうすればいいかというと、

「抽象的な」言い方ではなく、「具体的な」言い方で、

お願いをしたり、頼んだりすることです。

 

例えば、

「ちゃんと棚やボックスにキレイに入れてよ!」ではなく、

どこに何があるか分かるように、棚やボックスに入れて」と

相手にやってほしいことを、詳しく言語化して、伝えることです。

 

もっと言えば、リビングの片づけを頼む段階で、

「散らかっちゃってるから、片づけて!」ではなく、

マンガやおもちゃを、もとあった場所に戻してくれる?

テーブルの上と床の上に、何もない状態にしてくれる?

マンガやおもちゃは、どこに何があるか分かるように、

棚やボックスに入れて」というように、

 

片づけの具体的な内容を伝えることです。

 

こうすることで、お子さんは、

何を、どんなことを、どんなふうにやればいいかが分かり、

頼まれたことに取り組みやすくなります

頼まれたことや

パパさん、ママさんがやってほしいと思っていることを

しっかりとやってくれます

 

「ちゃんとやる」「しっかりやる」といった

具体的なイメージや形がわいてこないことをやらされる、

 

それでいて、仕上がりや自分のやったことに

あとから文句を言われるって

 

人間が、めちゃくちゃ腹立つことのうちの1つだと思います。

 

パパさん、ママさんだって、

お仕事で、上司から「ちゃんとやって」と

抽象的な指示しかもらえないで、仕事をさせられたら、

それでいて、あとから仕上がりに文句を言われたら

 

じゃあ、最初っから、そう言えや!!!😡」って

頭にきますよね。

 

お子さんも、それと同じです。

 

何をすればいいか、どれくらいやればいいかを

「具体的に」伝えることで、

お子さんも、パパさん、ママさんも、

ストレスなく、ものごとが進んでいきます!

 

 

④子どもがやってくれたことに、きちんとお礼を言う

 

世の中のパパさん、ママさん!!!

これ、できていますか?

 

・・・「ギクッ」「ドキッ」とした人、いませんか?

 

パパさん、ママさんは、お子さんに、

人に何かをしてもらったら、『ありがとう』を言いましょう!」と

教えていますよね?

 

きちんとお礼が言える子感謝の気持ちをもてる子

なってほしいですよね?

 

・・・それなら、まずは、パパさん、ママさんが

それを実践して、お子さんに良いお手本を見せませんか

 

自分の娘・息子だから、お礼を言わなくていい?

自分のものを片づけるのは、当たり前のことだから、

お礼を言わなくていい?

親の手伝いをするのは、当たり前のことだから、

親の言うことを聞くのは、当たり前のことだから、

お礼を言わなくていい?

 

・・・そんなことは、ぜーーーーーーーったいにありません!!!

 

考えてみてください。

 

同じことを、旦那さんや奥さん、

お互いの両親、自分の両親にされたら

どう思いますか?

 

会社の上司が、こんな人だったら、どう思いますか?

 

その人のために、自分の時間や労力を

使いたいですか? 使おうと思いますか?

 

その人の頼みを、快く

引き受けたいと思いますか?

 

・・・答えは、おそらく、「No」ですね。

 

私だって、嫌です!(笑)

 

こんな人は、おそらく、

どんなふうに仕上げても、何をやっても、

文句ばっかり・・・。

 

だから、その人のために

「良いものを仕上げよう!」

「快く頼みを引き受けよう!」とも思えない

 

・・・こういうことを、知らないうちに

お子さんにやっているかもしれませんよ?

 

お子さんが言うことを聞いてくれないのは、

これが原因かもしれませんよ?

 

お子さんが、自分がお願いしたことや

頼んだことをやってくれたら、

必ず、心を込めて、お礼を伝えましょう!

 

「○○くん(ちゃん)! ありがとう! すごく助かるよ!」

 

この一言で、これから先も、お子さんが

パパさん、ママさんの指示やお願いを

「一発で」聞いて、「快く」やってくれることに

つながります!

 

そして、お子さんも、

周りの人に

「ありがとう!」「ありがとうございます!」が

言えるようになります!

 

相手が喜ぶように、嬉しくなるように、

「もっと良いものを仕上げよう!」と

自分でよく考えて、

自分ができることを一生懸命

やれる人になります!

 

それから、学校や会社という組織の中で、

「気が利くね!」と言われるような、

働き者になれます!

 

「怒っている声」や「怒鳴り声」、「不満」が

響き渡る家庭ではなく、

「ありがとう」や「笑い声」「笑顔」が

響き渡る家庭を作りましょう!

 

 

⑤お願いごとや頼み事は、楽しい雰囲気で

 

「早く片づけやりなさい!」

 

「よしっ! お片づけタイム、スタート!」

からの・・・ノリノリでアップテンポの自分の好きな音楽がかかる

 

あなただったら、どちらの方が

よしっ! 頑張ろう!」ってなりますか?

 

・・・・・・・・私は、断然、後者です!

 

怒ったような雰囲気やつまらない雰囲気、

ピリピリした雰囲気では、「良い仕事」は

生まれません。

 

「頑張ろう!」とも思えません。

 

「かったるい」「めんどくさい」という気持ちで

取り組むから、仕上がりの詰めが甘くなります。

ミスが増えます。

 

子どもも同じです。

 

「早く○○しなさい!」

「○○しろよ!」って言われたら、

もうその時点で、すでに嫌な気持ちになっています

 

やるように言われたことをやる前に。

 

これなら、やらない方がいいです!

 

パパさん、ママさんが命令し、

命令されたお子さんが嫌な気持ちになり、

お子さんがせっかく取り組んでも

良いものができない・・・。

 

どうせやるんだったら、

楽しい雰囲気でやりませんか

 

お願いすることの内容にもよりますが、

お子さんに何かお願いするとき、頼みごとをするときは、

その場の雰囲気を楽しくすることがオススメです!!!

 

お子さんが好きなアーティストの音楽をかける

お子さんが好きな曲をかける

ノリノリでアップテンポの曲をかける

 

これだけでも、お子さんが

すぐに、楽しく、正確に、

お願いしたことをやってくれます

 

ちなみに、私が、何かに取りかかるとき、

やらなきゃいけないことをやるときに

聴く音楽、やる気が湧いてくる音楽は、

king & Princeの

「シンデレラガール」と

「ichiban」です!!!(笑)

 

めちゃくちゃ、作業がはかどるし、

「あれもやろう!」「これもやろう!」と

次々にやる気が湧いてきます!!!

 

このブログを書く前にも、この2曲を聴いて

やる気とテンションUP!です!!!(笑)

 

 

前編と後編に分けて、

子どもが言われたことに、快さと主体性をもって取り組む」を

叶えるための5つのポイントを

解説してきました。

 

明日から、いや、明日とは言わず、

このブログを読んだすぐあとから、

ぜひ、実践してみてください!

 

ぜひ、実践してください!

 

すべてのパパさん、ママさん、お子さんの

笑顔あふれる楽しい毎日、

笑顔あふれる楽しい家庭を祈っています!

 

Good Luck!!!

 

長々と、ここまで、読んでくださってありがとうございました!

 

See you!!!