あなたは、「パワハラ上司」と一緒!

こんにちは! みーちゃんです!

 

今回のテーマは、

あなたは、『パワハラ上司』と一緒!

 

「私はパワハラなんかしていないし、しません!」

それは素晴らしいし、そうであってほしいです。

でも、それは「会社では」「職場では」の話

 

「家庭では」、どうですか?

 

この考えをもとに、この記事を

読み進めていってください。

 

前回の記事で、

「親の方が立場が上」という考えは勘違いだ』と

いうことを述べました。

 

え? 何が勘違いなの?

だって、親の方が先に生まれてるじゃん! 年上じゃん!

だって、子どもの面倒見たり、お世話したりしてるじゃん!

だって、子どもを養ってんじゃん!

だっても何も、「親の方が立場が上」って、そういうもんじゃん!

 

 

・・・ちょっと待ってください!

 

先に生まれているから、何ですか?

子どもの面倒見たり、お世話したりしてるから、

「立場が上」って、何ですか?

子どもを養っているから、「立場が上」って何ですか?

「親の方が立場が上」ってそういうものって、何ですか?

 

パパさん、ママさん!

これ、会社や職場の上司に、言われてみてください!

会社や職場の上司に、この考えのもと接されてみてください!

 

・・・・考えただけで、嫌じゃないですか?

 

 

こんな考えをもつ上司を、尊敬しますか?

 

こんな考えをもつ上司に、何か指示されて、

何か注意されて、素直に聞けますか?

 

こんな考えをもつ上司と、同じ空間で

一緒に気持ちよく働けますか?

 

答えは、もちろん、どう考えても、

No」ですよね。

 

 

では、家庭内ではどうでしょうか?

 

お子さんを叱るとき、お子さんに何かお願いするとき、

無意識のうちに「○○だから親の方が立場が上」という

考えが出てしまっていませんか?

 

上から目線の命令口調、

「誰のおかげで・・・」という恩着せがましい発言や気持ち、

「誰に向かって・・・」という立場を持ち出す発言や気持ち、

 

・・・心当たりありませんか?

   パワハラをする上司と同じようなことを

   していませんか?

 

こういった発言の根源は、全部、

親である自分の方が子どもより立場が上」という

考えからきています。

 

それを言えば、子どもは言い返せないから。

黙って言うことを聞くから。

ある意味事実だし、ほんとのことだから。

 

でも、よーく考えてください。

 

子どもの面倒を見る、子どものお世話をする、子どもを養う

 

この3つって、20年ちょっとで終わりますよね?

もっと言えば、「子どものお世話」って、

日を追うごとに、ちょっとずつ、

やること、減っていきますよね?

 

しかも、これって、

お子さんがいなきゃ、できなくないですか?

 

もっと言えば、そもそも、

お子さんがいなかったら、あなたは

「親」という立場になれてなくないですか?

 

パパさん、ママさんは、どうして親なんですか?

どうして、「パパ」「ママ」なんですか?

 

・・・答えは、「お子さんがいるから」です!

 

お子さんがいるから、「親」っていう身分になれて、

お子さんがいるから、お子さんのお世話ができて、

お子さんがいるから、お子さんのことを養えて、

お子さんがいるから、お子さんを褒めて、叱って、

一緒に笑って、一緒に泣いて、一緒に遊んでが

できるんです!

 

言いかえれば、今の「親としてのパパさん、ママさん」が

あるのは、すべてお子さんあってのことだということです。

 

そう考えると、

親の方が立場が上」という考えが、

いかに勘違いか、いかにおかしいかということが

わかるのではないかと思います!

 

アドラー(1870-1937)」という心理学者の言葉にも、

親と子は対等な関係である」という言葉があるように、

パパさん・ママさん、お子さんの関係は、

「対等」です!

 

どっちが上も、どっちが下もないんです!

 

パパさん、ママさんの大切な人、

仲の良いお友達を思い浮かべてみてください!

 

その人に上から目線で何か言ったりしますか?

自分の立場を誇示したり、

恩着せがましいことを言ったり、

「私が・俺が大切にしてあげているから~」

「私が・俺が仲良くしてあげているから~」って

言ったり、思ったりしますか?

 

大切な人や仲の良いお友達だと、

絶対にしないはずなのに、

なぜか、お子さん相手には

無意識にやってしまう・・・

 

なんででしょう?

 

次回の記事で、そのことについて、

言及していきます。

 

今日はここまで! ありがとうございました!