子どもだけど、子どもじゃない!?

こんばんは! みーちゃんです!

 

いつもみーちゃんのブログを読んでくださり、

ありがとうございます!

 

さて、今日は、前回予告したとおり、

なんで子ども相手だと無意識に

上から目線な言い方や態度になってしまうのか」について

お話していきます!

 

このブログを読んでいただくと、

お子さんへの接し方や叱り方、声のかけ方の

根本的な大切なポイントや考え方がわかり、

明日からは

パパさん、ママさんのイライラも

お子さんのイライラも

減っていきます。

 

それでは、行ってみましょう!!!

 

 

前回のブログで、

アドラーという心理学者の言葉を借りて、

親と子は対等な関係である」ということを

伝えました。

 

もう一度、言います!

パパさん・ママさんとお子さんの関係は、

「対等」です!

 

「いやいや、分かってますよ。」

「ウチではいつもそういうふうに

 接していますよ。」

 

それはすごく素晴らしいです!

 

でも・・・

頭では分かっていても、

そういうふうに接しているつもりでも、

無意識のうちに

対等な関係を破った、上から目線で

接してしまっていることって、

意外とあるんです!

 

じゃあ、どうしてそうなってしまうのか?

 

理由はいろいろあると思いますが、

そのうちの1つは、これ!

 

お子さんを『子どもとして』接しているから

 

はい!? どういう意味?

「子どもとして」って、子どもでしょ!?

 

親から見れば、子どもがいくつになっても、

子どもだよ!

 

・・・確かにそうかもしれない。

 

でも、考えてみてください。

お子さんって、

これからも、社会的にも、ずーっと

子どものままですか?

 

お子さんはピーターパンじゃありません。

 

毎日少しずつ、毎月少しずつ、毎年少しずつ、

大人に近づいて、大人になっています

 

「ついつい口うるさく言ってしまう」

 

「ついつい過干渉になってしまう」

 

「ついつい上から目線になってしまう」

 

これの原因って、一概には言えないけど、

「この子は、まだ子どもで、

分からないことが多いから、

私がいろいろ教えてあげなくちゃ!」

 

「この子は、まだ子どもで、

できないことが多いから、

私がいろいろやってあげなくちゃ!」という

 

親の先回り意識や心配が背景にあるのだと

思います。

 

確かに、お子さんは、

まだ子どもで、分からないことが多い。

まだ子どもで、できないことが多い。

 

でも、ここでいう「お子さんはまだ子ども」の意味は、

お子さんは身分上はまだ子ども」という意味です。

 

お子さんは「身分上は」まだ子どもだけど、

「人として」は「1人の人間」です。

 

自分の性格や好き嫌い、

ああしたい、こうしたいという意志、

ああした方がいい、こうした方がいいという意見を

それぞれ、持っています。

 

お子さんに「子どもとして」接していると、

知らないうちに、

お子さんの意志や意見、性格を

つぶしてしまいます。

 

「いいえ!

私はしっかりと子どもの意見を聞いて、尊重しています!」

 

こうは言っても、実際問題、

知らないうちに、口うるさく言って、過干渉になって、

お子さんの意志や意見をつぶしてしまっていることが

多々あるんです・・・。

 

たとえば、お子さんが決めたことに関して、

お子さんが「僕・私はこうしたい!」と言ったことに関して、

 

「でも、そっちじゃなくて、こっちの方がいいんじゃない?」と

言ってしまう。

 

パパさん、ママさん、経験ありませんか?

 

パパさん、ママさんとしては、

決してお子さんの邪魔をしたいわけじゃない。

 

お子さんのことを思って、心配して言っている。

 

でも、これって、お子さんからすれば、

パパやママは、私の意見を聞いてくれない!

パパやママは、私の意見を否定ばっかする!

上から目線で言ってきて、ウザい!」って

思ってしまうんです。

 

私も、そういう経験があって、

同じように感じました。

 

だって、パパやママが

「そっちじゃなくて、こっちの方がいいんじゃない?」って

言ったら、何か言われた方に変えなきゃいけない気がしてくる

 

パパやママの言うことを聞いた方がいいのかな・・・

パパやママの言うことを聞かなきゃ・・・

 

お子さんがめちゃくちゃ気をつかってしまう。

 

これが続いた結果、

自分のことを自分で何も決められない

周りの人にすぐに流されてしまう

 

自分で決めたことに、責任を持つことができない

 

大人になっても、何かを決めるときに、

いつもパパさん、ママさんに

相談しなきゃ決められない

 

こういう状態になってしまいます。

 

このときになって、

「あなたはもう大人なんだから自分で決めなさい」と

言っても、もう手遅れです。

 

 

それじゃ、どうすればいいか?

 

子どもを『子どもとして』ではなく、

1人の人間として』接する」ことです。

 

具体的にいうと、

お子さんを「職場の同僚」だと思って

接することです。

 

どういうことか。

 

パパさん、ママさんが

職場の同僚の人に何かお願いするとき、

どんなふうにお願いしますか?

 

「これやって!」「これやってよ!」って

強い口調で、命令するようにお願いしますか?

 

何か1つのことを決めなきゃいけないとき、

同僚の人が

「こうしたい」「こうした方がいいと思う」って言ったとき、

それが自分の意見と違ったら、

どんなふうに自分の意見を伝えますか?

 

頭ごなしに、

「いや、違うでしょ!」

「そっちじゃなくて、こっちの方がよくない?」って

その人の意見を否定したり、

自分の意見をゴリ押ししたりしますか?

 

同僚の人を注意するとき、

どんな言い方で注意しますか?

 

怒鳴ったり、上から目線の物言いで

注意したりしますか?

 

 

おそらく、そんなことは、しないはずです。

 

「これ、お願いしてもいい?」と丁寧にお願いして、

やってもらったら、「ありがとう」って言うし、

 

意見が食い違っても、

頭から否定したり、全否定したりしないで、

まずは同僚の人の話を聞いて、

そのあとで自分の意見を伝えたりするし、

 

上から目線の言い方じゃなくて、

何がいけないのか、どうしてほしいのかを

冷静に、相手が分かるように、伝えるはずです。

 

そうすることで、お互いに、

気持ちよく、良い仕事ができます。

 

 

これを、おうちでも、

お子さん相手に、

お子さんを同僚だと思って、

実践していってください!

 

 

パパさんやママさん、お子さんも

余計なストレスなく、気持ちよく過ごせるようになるし、

お子さんがパパさん、ママさんのお話を

しっかりと聞いてくれるようになります

 

もっと言えば、

これを実践していくことで、

お子さんが学校や部活で、

クラスのお友達や部活のチームメイトを尊重しながら

自分の意見や気持ちが言えるようになります

 

 

子どもだけど、子どもじゃない!

 

この意識を忘れずに!

 

今日はここまでです! ありがとうございました!