言い方を これにかえれば もっといい! #2

おはようございます! みーちゃんです!

 

今回のテーマは、前回に続いてこちら!

言い方を これにかえれば もっといい! #2

 

前回の記事では、

「朝の準備編」と「学校から帰宅編」の

2つのシーンでの

お子さんへの指示の出し方、注意のしかたを

こんなふうに言いかえて伝えよう!ということを

伝えました。

 

今回の記事では、

「夕ご飯編」と「兄弟ゲンカ勃発編」の

2つのシーンでの

お子さんへの指示の出し方、注意のしかたを

こんなふうに言いかえて伝えよう!」ということを

お伝えしていきます!

 

 

それでは、さっそく、見ていきましょう!!!

 

 

Scene3 「夕ご飯編」               

 

・「夕ご飯の時間だから、おもちゃ片づけて!」

 →「おもちゃを片づけ終わったら、夕ご飯にしよう!

 

・「ちゃんと行儀よく食べなさい!」

 →「お茶碗を持って食べようね!

  「背筋伸ばして食べようね!

  「お箸の持ち方、大丈夫かな?

 

・「ベラベラじゃべってないで、早く食べなさい!」

 →「お話の続きは、○○ちゃんが食べ終わってからまた聞くね!

  「お話の続きは、夕ご飯が終わってからまた聞かせてね!

 

・「食べ終わった食器は、自分で下げてよ!」

 →「使った食器は、こちらへお願いしま~す!

 

 

Scene4 「兄弟ゲンカ勃発編」

 

喧嘩で髪をひっぱる男の子のイラスト(対男の子)

・「こら! なにケンカなんかしてるの!」

 →「どうした!? いったい何があった!?

 

・「順番を守りなさい!」

 →「じゃあ、やる順番決めて遊ぼう!

 

・「うるさいよ! そんな言い方してんじゃないよ!」

 →「怒らないで、静かにお話して教えてあげて

 

・「たたいちゃダメでしょ! なんでたたくの!」

 →「どうしてたたいちゃったの?

 

 

*パパさん、ママさんへのお願い*

・夕ご飯は、1日の食事の中で、

 唯一家族がそろって、

  ゆっくりと食べられる時間です。

 

 ここでぜひ、お子さんの今日の出来事や、

 学校でのお話を聞いてあげてください。

 

 お子さんは伝えたいことがたくさんあります。

 今日の学校でのお勉強のこと、休み時間のこと、

 給食のこと、お友達とのこと・・・。

 

 夕ご飯の時間に

 お子さんの学校でのお話を聞くことで、

 お子さんが学校でどんなことをしているのか

 知ることができます。

 

 また、トラブルや問題の

 早期発見、早期解決、未然防止にも

 つながります。

 

 ここでお子さんが話しているときに、

 「ベラベラしゃべってないで、早く食べなさい!」と

 叱ってしまったら、

 

 お子さんにとって、夕ご飯の時間が

 「楽しくない時間」「叱られる時間」になってしまいます。

 

 また、学校のことを

 何も話してくれなくなってしまいます

 

 これによって、トラブルや問題の

 発見や解決の遅れ、深刻化が起こります。

 

 夕ご飯の時間は、

 「お子さんとの情報共有タイム」「トークタイム」に

 して、たくさんお話しながら、

 おいしく、楽しく、ご飯を食べてください!

 

 

・兄弟ゲンカは、兄弟が一緒に過ごせば、

 一緒に遊べば、大なり小なり起こります。

 

 お子さんは、兄弟ゲンカを通じて、

 学んでいくこともあります。

 

 パパさん、ママさんも、子どもの頃、

 大なり小なり兄弟ゲンカをしたと思います。

 

 私も2歳下の弟と

 しょっちゅうやっていました(笑)

 何なら、今でもやってます!(笑)

 

 だから、言ってしまえば、

 兄弟ゲンカは、危険なことをしない限り、

 ほっとけばいいんです!(笑)

 

 ただ、そうは言っても、

 大きな怒鳴り声や暴言に

 イライラするときは、ありますよね。

 

 暴言ややっていることが

 ひどいときには、「注意しなくちゃ!」と

 思いますよね。

 

 兄弟ゲンカを注意したり、仲裁したりするのは

 全然OK!

 

 でも、

 そのやり方を間違えると、

 兄弟ゲンカを激化させてしまいます!

 

 兄弟の仲が悪くなります

 

 兄弟間で、わけのわかんない

 上下関係ができてしまいます

 

 兄弟のどちらかが、

 手がつけられないほどになることがあります!

 

 お子さんが

 パパさん、ママさんを嫌いになり、

 親子関係が悪化します!

 

 後日、記事を書きますが、

 兄弟ゲンカの仲裁を間違えると、

 兄弟のどちらか一方だけを叱ったりしていると、

 

 上の子・下の子どちらにも

 とんでもない悪影響を及ぼすことになります。

 

 私は、両親が、

 兄弟の叱り方を間違えたことで、

 大変なことになってしまった一家を

 知っています。

 

 兄弟ゲンカの仲裁をするときには、

 「ケンカはダメ!」ではなく、

 まず、「何があったのかを聞く言葉」をかけて、

 話を聞いたり、どうすればいいのかを

 教えてあげたりしてください

 

 ケンカをしないで解決できるのであれば、

 ケンカは起こっていません。

 

 こうしていくことで、お子さんも、

 「こういうときは、こうやって言えばいいんだ」

 「こういうときは、こうすればいいんだ」と

 適切な言い方や行動を学んでいきます

 

 



今回は、前回に引き続き、

また新たに、

「夕ご飯編」と「兄弟ゲンカ勃発編」の

2つのシーンで使える

子どもが素直に言うことを聞いてくれる

 具体的な言い方」を

紹介しました。

 

前回の内容も、今回の内容も、

何も、「教育のプロ」のような人間にしか

できないようなことではありません。

 

どのパパさん、ママさんでも

気楽に、簡単にできます!

 

これを実践していくことで、

お子さんにも、パパさん・ママさんにも、

おうちの雰囲気にも

目に見えて、良い変化が表れると思います!

 

みなさんのおうちが

ハッピーな楽しい空間になることを、

祈ってます!

 

今日はここまでにします! ありがとうございました!

言い方を これにかえれば もっといい! #1

こんばんは! みーちゃんです!

 

今日のテーマは、こちら!

言い方を これにかえれば もっといい! #1

 

テーマを俳句調にしてみました(笑)

 

以前のブログで、

言い方が大切」ということを

みなさんに伝えました。

 

言い方ひとつで、

お子さんが素直に聞き入れてくれるか、

はたまた、

聞き入れてもらえないで、反発されるかが変わる

 

言い方を変えるだけで、

お子さんにとって、パパさんやママさんの指示が

すごく分かりやすくなり、聞き入れてもらえるようになる

 

このことを、私の父親との親子ゲンカ事件と

リビングのお片づけの具体例をもとに

お伝えしました。

 

今日は、じゃあ、「言い方を変える」っていっても、

具体的にはどういう言い方にすればいいの? ってところを

お話していきます!

 

このブログを読んでくださったパパさん、ママさん!

おめでとうございます!

 

「子どもが言うことを聞いてくれない」

「本当はガミガミ怒りたくないのに、

 ついついガミガミ怒っちゃう」という悩みから

ついに解放されます!

 

それでは、Let's Go!!!

 

Scene1 「朝の準備編」

・「早く起きなさい!」        起きた男の子のイラスト         

  → 「おはよう! 起きる時間だよ! 起きて!

 

・「早く朝ご飯食べて!」

  → 「時計の長い針が○になるまでに食べ終わろう!

 

・「忘れ物ないように、ちゃんと持ったの?」

  → 「忘れ物はないかな? 大丈夫?

 

・「早く行かないと、遅刻するよ!」

  → 「そろそろ行かなくて大丈夫?」 

    「もう○分だけど、家出なくて大丈夫?

 

・「行ってらっしゃい!気をつけてね!」は必ず言う!

 

 

 

Scene2 「学校から帰宅編」 

                     勉強をする男の子のイラスト        

・まずは、「おかえり!」を必ず言う!       

 

・「早く宿題やんなさい!」

  →「よしっ! まずは宿題やっちゃおう! 

    宿題タイム、スタート!

 

・「学校からのお手紙は?」

  →「学校からのお手紙、お願いしま~す!

   「学校からのお手紙とおやつ、交換しよう!

   「学校からのお手紙、見せてくれる?

 

・「明日の準備しなさい!」「明日の準備、やったの?」

  →「あとはもう、明日学校行くだけでOK?

   「明日、学校で必要なものは何かな?

 

 

*パパさん、ママさんへのお願い*

・どんなにお子さんが不機嫌でも、

 どんなに朝、お子さんにイライラしてしまっても、

 必ず「いってらっしゃい!気をつけてね!」と

 「おかえり」を、言ってあげてください。

 

 これを言ってもらえることで、お子さんは、

 「自分には帰る場所がある!

 「自分には、帰りを待ってくれている人がいる!」と

 思うことができ、1日の学校やまた明日からの学校を

 頑張れます!

 

・宿題、大変ですよね・・・。

 大変な宿題だからこそ、楽しい雰囲気で、明るい声かけで

 スタートしましょう!

 もし、可能であれば、お子さんと一緒に

 宿題に取り組んであげてください!

 お子さんの横に座って、一緒に宿題の問題を解いたり、

 「これって、どうやって解くの?」と

 問題の解き方を質問して、教えてもらったりしてください!

 お子さんにとっても、パパさん、ママさんにとっても

 「良い勉強」になると思います!

 

 

今回は、2つのシーンに分けて、

言い方をどんなふうに変えればいいか、

具体的にどんな言い方をすればいいかを

紹介しました!

 

どうですか?           会話をする親子のイラスト(お母さんと娘)         

 

言い方を変える前と、変えたあとでも

伝えたい内容や気持ちは同じです。

 

言って聞かせる相手も、発言する人も同じです。

 

変えるのは、言い方・伝え方だけ。

 

ただそれだけでも、

ずいぶんと言葉の印象が変わり、

言われている側の気持ちも変わり、

言っている側の気持ちも変わり、

場の雰囲気も変わる!

 

命令口調や怒ったような言い方で言わなくても

十分伝わるし、

後者の言い方の方が

1日の始まりの朝を楽しく過ごせます!

 

今回は、

「朝の準備編」と「学校から帰宅編」の

2つのシーンで使える

子どもが素直に言うことを聞いてくれる具体的な言い方」を

紹介しました。

 

次回は、このトピックの続きで、

また別のシーンで使える

子どもが素直に言うことを聞いてくれる具体的な言い方」を

紹介していきます!

 

今回はここまで! ありがとうございました!

 

「君は気が利くね!」「君はよく気がつくね!」~みーちゃん流:気が利く子・よく気がつく子の育成法~

こんばんは! みーちゃんです!

 

今日のテーマはこれ!

「君は気が利くね!」「君はよく気がつくね!」

~みーちゃん流:気が利く子・よく気がつく子の育成法~

 

「新入社員が気が利かなくて、イライラする」

「後輩にもっと周りの様子に気がつけるように

なってほしい」

 

この2つは、会社で部下を持つ人に行う

「部下のココがムカつく!」

「部下にココを直してほしい!」という調査で、

毎年のように出てくる不満です。

 

「気が利かない」「もっと周りの様子に気がつけ!」は

要は言いかえれば、「察してよ!」ということなので、

自分勝手といえば、自分勝手なんだと思うし、

そうなのかもしれません。

 

でも、実質、社会に出て、

「気が利かない」「周りの様子に気づけない」と

言われてしまっている人、思われてしまっている人がいる

 

そして、その人は、

それの何がいけないのかが分かっていない状態なんです。

 

自分の大切なお子さんが、家の外で、

あるいは社会に出てから、

「気が利かない人」「周りの様子に気づけない人」と

言われてしまったら悲しいですよね・・・

 

今日は、お子さんがそうならないための、

お子さんをそうさせないための、

ノウハウを書いていきます!

 

今からこのブログで書くことは、

何も難しいことでも、ハードなことでも

ありません。

 

どのご家庭でも、どのパパさん、ママさんでも、

どのお子さんでも実践できることです!

 

このブログを最後まで読んでいただけた

パパさん、ママさんのお子さんは、

「気が利く子」「よく気がつく子」に

なれます!

 

最後まで読んでいただけなかった

パパさん、ママさんのお子さんは、

「気が利かない子」「周りの様子に気がつけない子」に

なってしまうかもしれません。

 

 

それでは、スタート!!!

 

 

~みーちゃん流:気が利く子・よく気がつく子の育成法①~

ゴミの分別、ゴミの処理の手伝いをさせる

 

ゴミ出しのイラスト(男性)

 

 

家庭内で生活していくと、様々なゴミが出ます。

燃えるゴミ、燃えないゴミ、プラスチック、

かん、ペットボトルetc・・・

 

これらの分別をお子さん自身にやってもらいます。

 

ペットボトルやかんなどの中身を洗うものは、洗う、

指定のゴミ箱、捨てる場所に捨てる

 

これを責任もってやってもらいましょう!

 

もし、きちんと捨てられていなかった場合は、

そのことを注意して、正しい捨て方を教えます。

 

そして、ゴミ箱がパンパンになったら、

そのゴミ袋を捨てて、新しい袋をセットすることを

やってもらいましょう!

 

できなければ、やり方を教えてあげて、

だんだんと1人でできるようにしていきます。

 

家庭でこの役割が与えられ、日頃から行うことで、

学校や職場でも、ゴミ箱がいっぱいになったときに、

誰に言われるでもなく、自然に、自分から、

捨てに行って新しい袋をセットすることができるようになります

 

 

~みーちゃん流:気が利く子・よく気がつく子の育成法②~

備品や消耗品の補充の手伝いをさせる

                          

ハンドソープのイラスト箱ティッシュのセットのイラスト

 

家庭ではいろんな備品や消耗品を使いますよね。

洗剤、シャンプー、ハンドソープ、ティッシュ

トイレットペーパーetc・・・

 

これらは、毎日使っていけば、なくなります。

なくなったら、補充しなくては

次の人からは使えません。

 

この補充をお子さんにやってもらいましょう!

 

お子さんに「○○がなくなった」と報告されたときに、

一緒に補充を行って、やり方を教えて、

次からは1人でできるようにしていけばOKです。

 

自分が使ったときになくなったのに、補充をしない

これは、夫婦間でももめる原因だし、

職場でも「気が利かない」と言われる原因のひとつです。

 

私もこのことで、何度弟を叱って、ケンカになったことか(笑)

 

これができるだけでも、

学校でお友達や先生、職場の同僚の人から

一目置かれるし、好印象です!

 

 

~みーちゃん流:気が利く子・よく気がつく子の育成法③~

自分が飲み物を飲むとき、お菓子を食べるとき、

家族のみんなにも、「○○飲む?」「○○食べる?」と聞く。

     コーヒーを飲んでいる人のイラスト       

 

「コーヒー飲みたいな」「アイス食べたいな」

こう思ったときに、同じ空間にいる家族にも

「コーヒー飲む?」「アイス食べる?」と

声をかけて、聞いてみてください。

 

つまり、パパさん、ママさん自身が

「気配りをする姿」を

お子さんに示すことです!

 

パパさん、ママさんが他の人に

気配りをする姿を、日頃から見ているお子さんは

それを「当然のこと」と思うようになり、

他の人にも同じことができるようになります

 

しかも、

「私って気が利くでしょ?」

「俺ってめっちゃ気がつく!」ではなく、

自然に、気配りができるようになります

 

コーヒーが飲めて、アイスが食べれて、

雰囲気も和んで、みんながリラックスできて、

お子さんにとっても、みんなにとっても

いいとこ尽くし!!!

 

 

 

以上が

みーちゃん流:~気が利く子・よく気がつく子の育成法~」です!

 

もちろん、

最初はできなくてもOK!

 

だんだんとできるようになっていけば大丈夫!

 

ぜひ、明日から、

おうちで実践してみてください!

 

今日のブログは以上です! ありがとうございました!

 

 

 

 

 

子どもだけど、子どもじゃない!?

こんばんは! みーちゃんです!

 

いつもみーちゃんのブログを読んでくださり、

ありがとうございます!

 

さて、今日は、前回予告したとおり、

なんで子ども相手だと無意識に

上から目線な言い方や態度になってしまうのか」について

お話していきます!

 

このブログを読んでいただくと、

お子さんへの接し方や叱り方、声のかけ方の

根本的な大切なポイントや考え方がわかり、

明日からは

パパさん、ママさんのイライラも

お子さんのイライラも

減っていきます。

 

それでは、行ってみましょう!!!

 

 

前回のブログで、

アドラーという心理学者の言葉を借りて、

親と子は対等な関係である」ということを

伝えました。

 

もう一度、言います!

パパさん・ママさんとお子さんの関係は、

「対等」です!

 

「いやいや、分かってますよ。」

「ウチではいつもそういうふうに

 接していますよ。」

 

それはすごく素晴らしいです!

 

でも・・・

頭では分かっていても、

そういうふうに接しているつもりでも、

無意識のうちに

対等な関係を破った、上から目線で

接してしまっていることって、

意外とあるんです!

 

じゃあ、どうしてそうなってしまうのか?

 

理由はいろいろあると思いますが、

そのうちの1つは、これ!

 

お子さんを『子どもとして』接しているから

 

はい!? どういう意味?

「子どもとして」って、子どもでしょ!?

 

親から見れば、子どもがいくつになっても、

子どもだよ!

 

・・・確かにそうかもしれない。

 

でも、考えてみてください。

お子さんって、

これからも、社会的にも、ずーっと

子どものままですか?

 

お子さんはピーターパンじゃありません。

 

毎日少しずつ、毎月少しずつ、毎年少しずつ、

大人に近づいて、大人になっています

 

「ついつい口うるさく言ってしまう」

 

「ついつい過干渉になってしまう」

 

「ついつい上から目線になってしまう」

 

これの原因って、一概には言えないけど、

「この子は、まだ子どもで、

分からないことが多いから、

私がいろいろ教えてあげなくちゃ!」

 

「この子は、まだ子どもで、

できないことが多いから、

私がいろいろやってあげなくちゃ!」という

 

親の先回り意識や心配が背景にあるのだと

思います。

 

確かに、お子さんは、

まだ子どもで、分からないことが多い。

まだ子どもで、できないことが多い。

 

でも、ここでいう「お子さんはまだ子ども」の意味は、

お子さんは身分上はまだ子ども」という意味です。

 

お子さんは「身分上は」まだ子どもだけど、

「人として」は「1人の人間」です。

 

自分の性格や好き嫌い、

ああしたい、こうしたいという意志、

ああした方がいい、こうした方がいいという意見を

それぞれ、持っています。

 

お子さんに「子どもとして」接していると、

知らないうちに、

お子さんの意志や意見、性格を

つぶしてしまいます。

 

「いいえ!

私はしっかりと子どもの意見を聞いて、尊重しています!」

 

こうは言っても、実際問題、

知らないうちに、口うるさく言って、過干渉になって、

お子さんの意志や意見をつぶしてしまっていることが

多々あるんです・・・。

 

たとえば、お子さんが決めたことに関して、

お子さんが「僕・私はこうしたい!」と言ったことに関して、

 

「でも、そっちじゃなくて、こっちの方がいいんじゃない?」と

言ってしまう。

 

パパさん、ママさん、経験ありませんか?

 

パパさん、ママさんとしては、

決してお子さんの邪魔をしたいわけじゃない。

 

お子さんのことを思って、心配して言っている。

 

でも、これって、お子さんからすれば、

パパやママは、私の意見を聞いてくれない!

パパやママは、私の意見を否定ばっかする!

上から目線で言ってきて、ウザい!」って

思ってしまうんです。

 

私も、そういう経験があって、

同じように感じました。

 

だって、パパやママが

「そっちじゃなくて、こっちの方がいいんじゃない?」って

言ったら、何か言われた方に変えなきゃいけない気がしてくる

 

パパやママの言うことを聞いた方がいいのかな・・・

パパやママの言うことを聞かなきゃ・・・

 

お子さんがめちゃくちゃ気をつかってしまう。

 

これが続いた結果、

自分のことを自分で何も決められない

周りの人にすぐに流されてしまう

 

自分で決めたことに、責任を持つことができない

 

大人になっても、何かを決めるときに、

いつもパパさん、ママさんに

相談しなきゃ決められない

 

こういう状態になってしまいます。

 

このときになって、

「あなたはもう大人なんだから自分で決めなさい」と

言っても、もう手遅れです。

 

 

それじゃ、どうすればいいか?

 

子どもを『子どもとして』ではなく、

1人の人間として』接する」ことです。

 

具体的にいうと、

お子さんを「職場の同僚」だと思って

接することです。

 

どういうことか。

 

パパさん、ママさんが

職場の同僚の人に何かお願いするとき、

どんなふうにお願いしますか?

 

「これやって!」「これやってよ!」って

強い口調で、命令するようにお願いしますか?

 

何か1つのことを決めなきゃいけないとき、

同僚の人が

「こうしたい」「こうした方がいいと思う」って言ったとき、

それが自分の意見と違ったら、

どんなふうに自分の意見を伝えますか?

 

頭ごなしに、

「いや、違うでしょ!」

「そっちじゃなくて、こっちの方がよくない?」って

その人の意見を否定したり、

自分の意見をゴリ押ししたりしますか?

 

同僚の人を注意するとき、

どんな言い方で注意しますか?

 

怒鳴ったり、上から目線の物言いで

注意したりしますか?

 

 

おそらく、そんなことは、しないはずです。

 

「これ、お願いしてもいい?」と丁寧にお願いして、

やってもらったら、「ありがとう」って言うし、

 

意見が食い違っても、

頭から否定したり、全否定したりしないで、

まずは同僚の人の話を聞いて、

そのあとで自分の意見を伝えたりするし、

 

上から目線の言い方じゃなくて、

何がいけないのか、どうしてほしいのかを

冷静に、相手が分かるように、伝えるはずです。

 

そうすることで、お互いに、

気持ちよく、良い仕事ができます。

 

 

これを、おうちでも、

お子さん相手に、

お子さんを同僚だと思って、

実践していってください!

 

 

パパさんやママさん、お子さんも

余計なストレスなく、気持ちよく過ごせるようになるし、

お子さんがパパさん、ママさんのお話を

しっかりと聞いてくれるようになります

 

もっと言えば、

これを実践していくことで、

お子さんが学校や部活で、

クラスのお友達や部活のチームメイトを尊重しながら

自分の意見や気持ちが言えるようになります

 

 

子どもだけど、子どもじゃない!

 

この意識を忘れずに!

 

今日はここまでです! ありがとうございました!

 

 

あなたは、「パワハラ上司」と一緒!

こんにちは! みーちゃんです!

 

今回のテーマは、

あなたは、『パワハラ上司』と一緒!

 

「私はパワハラなんかしていないし、しません!」

それは素晴らしいし、そうであってほしいです。

でも、それは「会社では」「職場では」の話

 

「家庭では」、どうですか?

 

この考えをもとに、この記事を

読み進めていってください。

 

前回の記事で、

「親の方が立場が上」という考えは勘違いだ』と

いうことを述べました。

 

え? 何が勘違いなの?

だって、親の方が先に生まれてるじゃん! 年上じゃん!

だって、子どもの面倒見たり、お世話したりしてるじゃん!

だって、子どもを養ってんじゃん!

だっても何も、「親の方が立場が上」って、そういうもんじゃん!

 

 

・・・ちょっと待ってください!

 

先に生まれているから、何ですか?

子どもの面倒見たり、お世話したりしてるから、

「立場が上」って、何ですか?

子どもを養っているから、「立場が上」って何ですか?

「親の方が立場が上」ってそういうものって、何ですか?

 

パパさん、ママさん!

これ、会社や職場の上司に、言われてみてください!

会社や職場の上司に、この考えのもと接されてみてください!

 

・・・・考えただけで、嫌じゃないですか?

 

 

こんな考えをもつ上司を、尊敬しますか?

 

こんな考えをもつ上司に、何か指示されて、

何か注意されて、素直に聞けますか?

 

こんな考えをもつ上司と、同じ空間で

一緒に気持ちよく働けますか?

 

答えは、もちろん、どう考えても、

No」ですよね。

 

 

では、家庭内ではどうでしょうか?

 

お子さんを叱るとき、お子さんに何かお願いするとき、

無意識のうちに「○○だから親の方が立場が上」という

考えが出てしまっていませんか?

 

上から目線の命令口調、

「誰のおかげで・・・」という恩着せがましい発言や気持ち、

「誰に向かって・・・」という立場を持ち出す発言や気持ち、

 

・・・心当たりありませんか?

   パワハラをする上司と同じようなことを

   していませんか?

 

こういった発言の根源は、全部、

親である自分の方が子どもより立場が上」という

考えからきています。

 

それを言えば、子どもは言い返せないから。

黙って言うことを聞くから。

ある意味事実だし、ほんとのことだから。

 

でも、よーく考えてください。

 

子どもの面倒を見る、子どものお世話をする、子どもを養う

 

この3つって、20年ちょっとで終わりますよね?

もっと言えば、「子どものお世話」って、

日を追うごとに、ちょっとずつ、

やること、減っていきますよね?

 

しかも、これって、

お子さんがいなきゃ、できなくないですか?

 

もっと言えば、そもそも、

お子さんがいなかったら、あなたは

「親」という立場になれてなくないですか?

 

パパさん、ママさんは、どうして親なんですか?

どうして、「パパ」「ママ」なんですか?

 

・・・答えは、「お子さんがいるから」です!

 

お子さんがいるから、「親」っていう身分になれて、

お子さんがいるから、お子さんのお世話ができて、

お子さんがいるから、お子さんのことを養えて、

お子さんがいるから、お子さんを褒めて、叱って、

一緒に笑って、一緒に泣いて、一緒に遊んでが

できるんです!

 

言いかえれば、今の「親としてのパパさん、ママさん」が

あるのは、すべてお子さんあってのことだということです。

 

そう考えると、

親の方が立場が上」という考えが、

いかに勘違いか、いかにおかしいかということが

わかるのではないかと思います!

 

アドラー(1870-1937)」という心理学者の言葉にも、

親と子は対等な関係である」という言葉があるように、

パパさん・ママさん、お子さんの関係は、

「対等」です!

 

どっちが上も、どっちが下もないんです!

 

パパさん、ママさんの大切な人、

仲の良いお友達を思い浮かべてみてください!

 

その人に上から目線で何か言ったりしますか?

自分の立場を誇示したり、

恩着せがましいことを言ったり、

「私が・俺が大切にしてあげているから~」

「私が・俺が仲良くしてあげているから~」って

言ったり、思ったりしますか?

 

大切な人や仲の良いお友達だと、

絶対にしないはずなのに、

なぜか、お子さん相手には

無意識にやってしまう・・・

 

なんででしょう?

 

次回の記事で、そのことについて、

言及していきます。

 

今日はここまで! ありがとうございました!

~ざけんなよ! このクソ親父!~ 私が父親にまじでブチギレたときと、その理由

おはようございます🌞 みーちゃんです!

 

今日のテーマはこちら!

~ざけんなよ! このクソ親父!~

 私が父親にブチギレたときと、その理由

 

またまた、キツくて、恐ろしいテーマです(笑)

 

「今日のテーマはこちら!」なんて、

明るく言うことじゃない(笑)

 

 

このブログで、ちょいちょい、

私の父親の話や父親にムカついた話が出てきています(笑)

 

でも、毎回のように、

父親にキレているわけじゃないです。

 

心の中では頭にきてるし、ブチギレてるけど、

委縮しちゃって、言い返せないときもあるけど、

 

今回はその中でも、

私が父親にまじでブチギレたときと、その理由

紹介していきます。

 

このブログを読んでくれているパパさん、ママさん!

特にパパさん!

他人事じゃありませんよ!

 

これをされたら、

お子さんがどうして嫌だと思うのか、

お子さんがどこを嫌だと感じるのか、

お子さんはどんな気持ちなのか、

 

このブログを読んで、

お子さんの心の声や気持ちを

知っていただければと思います。

 

それでは、スタート!!!

 

 

私が高校1年生のときのこと。

 

学校の定期テストの結果が芳しくなく、自分でも落ち込んでいたときに

テストの結果表を見た父親が言ったひとこと

 

こんなん(この成績)じゃ、おまえはロクな大人にならない!

 

もうこの言葉の時点で、私の怒りメーターは70%くらいでした。

 

なぜか?

 

「たった今現在だけの成績」を見て、

私の将来を「ロクな大人にならない!」と決めつけたから。

 

はあ? 何それ? 呪い?

じゃあ、アンタの言う「ロクな大人」は、どういう大人のことをいうの?

 

成績さえ良ければ、良い仕事に就いてさえいれば、

家族を養ってさえいれば、「ロクな大人」?

 

落ち込んでいる人を目の前に、さらに傷口に塩をぬるようなことを

平気で言う、人の気持ちを考えて発言することができないアンタは

ロクな大人」なの?

 

そういう言い方でしか、人に物事を教えられないアンタは、

ロクな大人」なの?

 

アンタは、高校時代、そんなに成績が良かったの?

そんなに勉強ができたの?

 

これを言われたとき、最初は

そういうこと言うの、嫌だからやめて」って

言ったんです。

 

でも、やめてくれなくて、

そうやって人の話を素直に聞き入れないからダメなんだ」って

続けて言われました。

 

だから、私は、聞いてみたんです。

 

「私にそうやって呪うようなこと言ってくるのは、

自分が「ロクでもない大人」だからなの?

だから、人のことを「ロクな大人にならない」って呪いかけて

「自分はロクな大人だ」って思いたいの?

 

そしたら、

てめぇ、誰に向かって、口きいてんだ! ふざけてんじゃねぇよ!

ってキレられました。

 

私の怒りメーター、100%に到達! そして、爆発!!!

 

私はまじでブチギレて、父親がキレたテンションと同じくらい、

またはそれ以上のテンションで言い返しました。

 

「ふざけてねぇよ! てか、ふざけてんのはそっちだろ!

自分で先にひどいこと言っておいて、相手から言い返されれば、

すぐに自分の立場持ち出して怒って! 何それ!」

 

自分の方が立場が上なら、上だと思ってんなら、

立場が上の人間らしいことやれよ! 立場が上の人間らしい態度とれよ!

 

人の気持ちを考えて発言することができないような人に、

立場が上だのなんだのとか、言われたくねぇよ!

 

父親はこのあと、何も言い返してきませんでした。

 

 

この文面を見た方、

私をヤンキーだと思ったかもしれません(笑)

このときの言葉遣いがそうだっただけで、

実際はヤンキーじゃないです!(笑)

 

「親に向かって、なんてこと言うんだ!」と

思った方もいると思います。

 

でも、待ってください! 聞いてください!

 

私がなんで、こういう言い方をしたのか。

 

それは、

いざ自分の都合が悪くなったら、自分の立場を持ち出したから

自分が言われたら怒るくせに、人には平気で言ったから

 

私が、最初からヤンキーみたいな言葉遣いであのセリフを

言ったのだとすれば、それは私が悪いと思います。

 

でも、最初、私は「そういうこと言うのやめて」と

静かに、冷静に伝えました。

 

それでもやめてくれなかった

私が嫌な思いをしていること、

父親に言われたことで傷ついていることを

分かってくれなかった

 

このまま黙って聞いていたら、

自分がもっと傷つく

静かに、冷静に伝えたって、聞く耳持ってくれない

怒らなきゃ分かってもらえない。分かってくれない

 

それに、

「都合が悪くなったら、自分の立場を持ち出す」って

卑怯じゃない?

 

私がもし、弟とケンカをして、同じように、

「私はお姉ちゃんでおまえより立場が上なんだから、

おまえは黙ってお姉ちゃんに従えよ!」って言ったら、

パパは私を怒るんじゃないの? 叱るんじゃないの?

 

それなのに、なんで自分は平気でやるんだろう?

 

もっと言えば、

なんで卑怯なこと平気でするような人から、

成績のことをとやかく言われなきゃいけないんだろう?

 

そういう思いが積もりに積もって、出てきたのがあの文面でした。

 

 

私は、成績が芳しくなかったことを

「注意されたこと」に腹が立ったわけじゃありません

 

成績が芳しくなかったことを注意するときの

「注意のしかた」「ものの言い方」に

腹が立ったんです。

 

自分の都合が悪くなったら、

「親」という立場を持ち出してきたことに

腹が立ったんです。

 

「自分が持ち出してきた立場」と、

「その立場の人間がとるべき言動や態度」が

一致していないんじゃないの?という

疑問を感じました。

 

これが、私が父親にまじでブチギレたときと、

その理由の一部始終です。

 

 

さて、この話から、私は何を言いたいか。

読者のパパさん、ママさんに、何を伝えたいか。

 

「お子さんが言うことを聞いてくれない」

「素直に聞いてくれない」

 

この原因は、パパさん、ママさんが

お子さんを注意するとき、叱るときの

言い方」にあるというところです。

 

人格否定をするようなことを言う。

傷つけるようなひどいことを言う。

叱っていることと関係のないことを持ち出す。

子どもの話や言い分を聞き入れない。聞こうともしない

そのくせして、自分の言うことは聞かせようとする

 

お子さんの気持ちになって、考えてみてください!

ご自分に置きかえて、考えてみてください!

 

そんな言い方で何か言われて、素直に聞けますか?

聞こうと思えますか?

 

言い方が嫌だから、素直に聞けないんです。

言い方が嫌だから、素直に聞く気が失せるんです。

言い方が嫌だから、反発するんです。

 

そして、多くのパパさん、ママさんが

勘違いしてしまっていること。

親の方が立場が上

 

「そんなこと思ってないよ!」

「それ、おかしいでしょ!」

 

そうは言っていても、そうは思っていても、

無意識のうちに

親の方が立場が上」だと思っているような

言動や行動、態度が出てしまっていることが多々あります。

 

 

親の方が立場が上」という考え方、

お子さんを注意したり、叱ったりするときの

嫌な言い方」を今のうちに変えないと、

 

そのうち、あなたのお子さんは、爆発します!

もっと言えば、思春期に入ったときに、「非行少年」になります!

 

私は、父親の「嫌な叱り方」で、

親の方が立場が上」という勘違いな考え方で、

高校1年生のときに、爆発しました。

 

この一連の出来事が、

親の言うこと、言われたことを素直に聞けない子どもの気持ち」です。

 

パパさん、ママさん!

どうか、わかってください! 知っておいてください!

わかろうとしてください! 知ろうとしてください!

 

 

次回のブログで、

親の方が立場が上」という考えが

どうして勘違いなのか、どうしておかしいのかを

話していきます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

息子・娘の結婚を、台無しにするな!

おはようございます🌞 みーちゃんです!

 

今回のテーマは、こちら!

息子・娘の結婚を台無しにするな!

 

え!? 何それ!? どういうこと!?

 

息子・娘の結婚を台無しにする

この言葉を聞くと、どんなことが思い浮かびますか?

 

息子のお嫁さんをいじめること?

 

相手のご家族に対して、失礼なことをすること?

 

結婚が破談になるように、裏からなんか仕向けること?

 

今回の「息子・娘の結婚を台無しにする」の意味は、

ここに書いたような意味とは、また違います。

 

このブログを読み進めていただくと、この言葉の

真の意味がわかり、パパさん、ママさんがお互いに

お互いへのふるまい、お子さんへのふるまい、

他の人へのふるまいを

より一層気をつけられるようになります

 

世の中のパパさん、ママさん!

お子さんが、愛するステキなパートナーと

結婚して、幸せにしている姿、

幸せになっている姿、見たくないですか?

 

見たい人は、ぜひ、

今からここに書くことを

自分ごと」として、よーく考えながら読んでください!

 

 

モラル・ハラスメント

通称「モラハラ

 

これが社会問題になっており、

テレビのニュースでも特集が組まれるほどです。

 

家庭内で夫が妻を、妻が夫をバカにしたり、

ひどい言葉や態度で傷つけたりする

心の暴力」であり、DVの一種です。

 

「いやいや、テレビでやっている事例は、

よっぽどひどい事例であって、ウチはそんなことない!」

 

そう思った、そこのあなた!

 

これ、全っ然、他人事じゃないですよ!

 

あなたの家庭でも、「モラハラ」は

十分起こり得るし、もしかしたら

気づいてないだけで、「モラハラ」とは思っていないでだけで、

知らぬ間に起こっていることもあります

 

たとえば、こんなこと、心当たりありませんか?

 

・お出かけ前に家族や子どもの準備、家のことを済ませてから

 ようやく自分の準備に取りかかれたママさんに対して、

 「早くしろよ!準備遅せぇな!」と文句を言うパパさん

 

・ママさんが一生懸命作ったご飯に、文句をつけるパパさん

 もっと言えば、それが自分の好みじゃないと、

 ご飯に手もつけないパパさん

 

・ママさんが一生懸命家事をやっている横で、

 おつまみを広げて、ビールを飲んで、

 家事で手いっぱいのママさんに

 「あれ持ってこい」「これ用意しろ」と

 次々に命令して、自分は全然動かないパパさん

 

・パパさんに何かお願いをするときに

 命令口調でお願いするママさん

 

 

実は、これらも全部、「モラハラ」に当てはまる行為なんです!

 

もしかしたら、やっている側は、

別に悪気がないのかもしれない。

 

されている側も、だんだんと慣れてきてしまって

「そういうものだ」と思ってしまっているのかもしれない

 

「言ったところでどうにもならないからムダだ」と

あきらめてしまっているのかもしれない。

 

でも、

「悪気がないから、なお悪い」という言葉があるように、

これって、悪気がないからこそ、マズいんです!

 

「そういうものだ」って、

慣れてしまっているからこそ、マズいんです!

 

「言ったところでどうにもならない」からこそ、

マズいんです!

 

 

何がマズいのか?

 

された側は、もちろんイラつくし、傷つきます。

 

された側がイライラすることで、その場の雰囲気も悪くなり、

家庭の居心地が、家族の空気が悪くなります。

 

そして、何よりこれがいちばんマズい!!!

 

その様子を見てきたお子さんの将来の結婚生活で

デジャヴが起こること!!!

 

とある弁護士事務所さんが作成した

モラハラについて説明しているWebページの

モラハラが子どもに与える影響」という項目に

こんなことが書いてありました。

 

モラハラ家庭では、モラハラの世代間連鎖が起こる

 

モラハラ家庭で育った子どもは、

『親のようにはなりたくない』と望んでいても、

 結果としてモラハラのある家庭環境を選んでしまう傾向がある

 

モラハラ家庭で育った子どもは、

『親のようにはなりたくない』と望んでいても、

 自らがモラハラ家庭を築いてしまう傾向がある

 

また、インターネットには、

こんなデータもあります。

 

モラハラがある家庭で育った女の子は、

 将来自分の結婚相手に、

 モラハラ夫を受け入れてしまうリスクが高くなる。

 

モラハラがある家庭で育った男の子は、

 将来自分の結婚相手に、

 モラハラをしてしまうリスクが高くなる。

 

これはなぜか。

 

決して、子どもが、自らそういう人を

受け入れたいわけじゃありません。

 

決して、子どもが、自らモラハラ

したいわけじゃありません。

 

親のようにモラハラをする人にはなりたくない

親のようなモラハラをする人とは結婚したくない

 

こう思っていても、

「正常な家庭の夫婦関係」を知らないから、

自然と、無意識のうちに、

モラハラをされる・する環境を選んでしまうんです。

 

 

この話を聞いて、少しゾッとしませんか?

 

 

この話を、ご自分の家庭の状況で当てはめてみてください。

 

ママさんが家族の準備や子どもの準備、家のことを済ませてから

ようやく自分の準備に取りかかれたのに、

それに対して「早くしろ!」と文句を言ってしまうパパさん!

 

大切な娘さんの、将来連れてきた彼氏が、結婚した男性が、

こんなことを言うような思いやりのない人だったら、

その人に娘さんが傷つけられていたら、

どう思いますか?

 

家事を一生懸命こなすママさんの横で、

おつまみを食べて、ビールを飲みながら、

ママさんに次から次へと

「あれ持ってこい」「これ用意しろ」と

命令してしまうパパさん!

 

大切な息子さんが、お付き合いしている彼女や、結婚した女性に

こんなことをしていたら、

こんなことをするような人になってしまったら、

どう思いますか?

 

 

さらに、こうなってしまった子どものマズいところがもう1つ。

 

自分がモラハラをされていることに気がつけずに、

 モラハラをする男性から離れられない。」

 

自分がモラハラをされていることに気づけても、

 モラハラをする男性から離れられない。」

 

自分がモラハラをしたことで、相手が怒ったり、

 『やめて』と言ったりしても、

 自分のしていることが悪いことだと思えない。」

 

自分がモラハラをしたことで、

 相手が自分から離れていってしまっても、

 何でそうなったのかがわからない。」

 

 

つまり、一度モラハラ

染まってしまったことで、触れてしまったことで、

被害者・加害者ともに

モラハラから抜け出せなくなってしまうんです。

 

 

自分たちの「無意識なうちの」モラハラによって、

息子・娘の

幸せなはずの結婚、幸せなはずの結婚生活が

台無しになってしまう。

 

こうなってしまって、

最終的にいちばん悲しい思いをするのは

誰でしょうか?

 

 

・・・・・・お相手の方とそのご家族、そして何よりいちばんは、

     「あなたの大切なお子さんです!

 

このブログで私が言っている「息子・娘の結婚を台無しにする」の意味は、

「無意識のうちのモラハラ」で、

お子さんに歪んだ夫婦関係、歪んだ家庭環境を

見せつけること、植え付けることです。

 

 

このブログを読んでくれているパパさん、ママさん!

ご自身のおうちは、大丈夫ですか?

 

お子さんに胸を張って、堂々と、

ウチは最高に幸せな家庭だ!」って

パパさん、ママさんのどちらもが

共通認識で、言えますか?

 

 

このブログを読んでから、もう一度

よーーーく考えてほしいと思います。

 

 

パパさん、ママさん自身の、

あなたのお子さんの幸せな毎日、幸せな未来についての

とっても大切なことです。

 

よろしくお願いします!m(__)m

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。