「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなんだから」=「おまえはニートになれ!」の呪い

こんにちは! みーちゃんです!

 

今日のテーマはこちら!

『お兄ちゃんなんだから』『お姉ちゃんなんだから』

 =「おまえはニートになれ!」の呪い

 

呪い!? 

何それ。怖。

怖いタイトルばっかりつけんなや(笑)

 

 

詳しく見ていきましょう!

 



 

 

お子さんが2人以上いらっしゃるパパさん、ママさん!

正直に言ってください!

 

お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなんだから

この言葉、上の子に言ってしまったこと、ありませんか?

 

お子さんの兄弟ゲンカにイライラしてしまったとき、

上の子が下の子を泣かせてしまったとき、

 

「言っちゃいけない」と分かっていても

ついつい、言ってしまったことがある人が

いると思います。

 

この言葉は、多くの育児書にも

子どもに絶対に言ってはいけない言葉」として

紹介されています。

 

 

お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなんだから

この言葉を言ってしまったとき、

パパさん、ママさんは別に

お子さんに呪いをかけようとしたわけじゃないですよね。

 

「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」という年齢や立場に

ふさわしいふるまいや態度を学んでほしい、って気持ちで

言ったのかもしれない。

 

でも・・・

 

この「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなんだから」って言葉

言われた上のお子さんにとっても、

それでかばわれた下のお子さんにとっても

「呪われた」も同然なくらい、残酷な言葉なんです。

 

 

なんで言っちゃいけないのかの心情的な理由は、

様々な育児書が紹介しているから、

私の記事では、なんで言っちゃいけないのかを

そもそもの大前提の話」から紹介します。

 

 

この記事を読んでくださった方は、

もう2度と

お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなんだから」を

使わないようになれます!

 

残念ながら、読んでいただけなかった方は、

将来、お子さんが「ニート」になってしまう

可能性があります。

 

ごろごろしているニートのイラスト

 

 

 

 

「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」の立場って、

「家庭」「○○家」っていう

小さい組織の中での、立場ですよね?

 

「家庭」ではお兄ちゃんで

兄弟の中での身分上は「上の立場」でも、

「1年生として学校に入学すれば」、

「いちばん下っ端」です。

 

社会人1年目として、

新卒で会社に入社すれば、

「学校出たてのド新人」で

「いちばん下っ端の立場」です。

 

これは、下の子でも同じことが言えます。

「家庭」では、末っ子や妹で

兄弟の中での身分上は「下の立場」でも

「6年生、3年生として学校に在籍していれば」、

「いちばん上の立場」になります。

 

職場でも、入社して2年目以降になれば、

後輩や新人がどんどん入ってきて、

少しずつ「上の立場」になります。

 

つまり、

「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」「弟」「妹」という身分は、

家庭内だけの話」であって、

家庭の一歩外に出れば、その身分は通用しません。

 

 

そう考えたとき、

 

「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなんだから」と

言われて育ってきた結果、

「自分はえらい!」「自分は立場が上だ!」と

勘違いしてしまった「家庭内では」

お兄ちゃん、お姉ちゃんである上の子が、

 

1年生として、学校に入学したときに、

「1年生」という立場を忘れて、自覚を忘れて、

学校の先輩や同級生、クラスメイト相手に

いばりくさっていたら、どうなりますか?

 

新卒で、会社に勤めはじめたときに、

「学校出たてのド新人」という

立場を忘れて、自覚を忘れて、

会社の上司や先輩、同期相手に

いばりくさっていたら、どうなりますか?

 

 

「何、あいつ!」

「何も会社のこと分からないのに、生意気!」

「感じ悪い!」

 

って、周りからは思われますよね。

 

それが進行して、人間関係が上手くいかなくなり、

その組織になじめなくなる

 

でも、なんで、人間関係が

上手くいかないのか、わかんない。

 

 

下の子も同じ。

 

「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなんだから」と

上の子が言われて、自分は守られてきた結果、

 

「自分は弟・妹だから優先してもらえる!」

「お兄ちゃん・お姉ちゃんに甘えればOK!」と

勘違いしてしまった「家庭内では」

弟・妹である下の子が、

 

学校で6年生や3年生になっても、

「先輩」「上級生」の立場を忘れて、

わがまま放題、自分さえ良ければいい、っていう

ふるまいをしていたら、どうなりますか?

 

会社で、入社2年目以降になって、

後輩ができて、先輩になっても、

「先輩としてふさわしいふるまい」ができず、

いつまで経っても「ド新人」のままだったら

どうなりますか?

 

 

もちろん、周りの人からは、

「わがまま」「ガキ」って思われますよね。

 

そのうち、

仕事をさせてもらえなくなってしまうかも

しれません。

 

仕事を干されて退屈そうな会社員のイラスト(女性)

 

そうこうしているうちに、

これまた、人間関係が上手くいかなくなる。

組織になじめなくなる。

 

でも、なんでそうなったのかがわかんない。

 

 

いかがでしたか?

 

「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなんだから」が

いかに恐ろしい言葉なのか、分かっていただけたと思います!

 

人にとって、子どもにとって、大切なのは、

その場とその場の身分に応じた

 適切なふるまいができるようになること」です。

 

これを教えるのに、

「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなんだから」は

関係ないし、必要ありません

 

「お兄ちゃんなんだから、貸してあげなさい!」

 ではなく、

次は妹の番だから、貸してあげて」でいいんです!

 

「お姉ちゃんなんだから、妹に優しくしなさい!」

ではなく、

妹に、『これをこうするんだよ』って優しく教えてあげて」で

いいんです!

 

 

後者の言い方の方が、

お子さんにとっても分かりやすいし、

お子さんも素直に聞き入れられます

 

上の子を「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」にしたのは、

パパさんとママさんです!

 

その責任をお子さんに押し付けるようなことを

言ってはいけません。

 

 

上の子も「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」である前に

「1人の人間」

下の子も「弟」「妹」である前に「1人の人間」

パパさん、ママさんだって同じ。

 

大切なのは、「身分」での成長ではなく、

「人として」の成長です!

 

私も、これからも、「人として」成長し続けます!

 

今日はここまでにします。

 

ありがとうございました。